コラム

肌の冬支度

こんにちは。
今年は記録的な猛暑が長引き、10月でも半袖の出番があるほどでした。
近年、急激な気候の変化で、暑いと感じていたら一気に寒くなり、春や秋の短さにも驚かれる方もいらっしゃったのではないでしょうか?
驚くのは気持ちの面だけでなく、あなたの体も同じです。特に肌は気温や湿度変化でゆらぎやすいです。
今回は「肌の冬支度」について3つのポイントをお伝えします。

1. 保湿を重視する

秋から冬にかけては、乾燥する空気や寒さの影響で肌の水分量が減少しやすいです。夏はベタつくからと保湿クリームやパックすることを控えていた方も、冬本番に向けて保湿を重視することを習慣化することが大切です。洗顔後やシャワー後は、すぐに化粧水や乳液で肌をケアし、油分と水分をバランスよく保ちましょう。特に夜間には、しっかりと保湿クリームを使用し、肌をしっとりと整えましょう。

 

2. 適度な温度と湿度を保つ

室内の温度や湿度が低すぎると、肌の水分が奪われてカサついたり、毛穴の広がり、肌荒れやひび割れを引き起こす原因になります。冬の季節は、適切な湿度と温度を保つため、加湿器や暖房器具などを活用し、部屋の室温や湿度を調整しましょう。そして、これらの機械の掃除も推奨された頻度で行うようにしましょう。清掃しないで加湿器や暖房器具を使うとハウスダストが舞い、アレルギー反応や体調不良のリスクになります。

 

3. 日焼け対策も忘れずに

秋から冬にかけて、日差しが弱くなると言いつつも、紫外線が存在するので、対策が必要です。特に秋から冬は晴れる日も多く、肌まで紫外線が届きやすいですし、乾燥した空気の中では肌への負担もより大きくなります。朝のスキンケアとして、日焼け止め乳液をお勧めします。長時間外出するならば、UVカット効果のある日焼け止めクリームを使用することで、肌のダメージを減らし、健やかな肌を保ちましょう。

いかがでしたか?
冬本番は気候や暖房器具の使用で、乾燥しやすいです。少しでも肌を守るため、3つのポイントを習慣化してみましょう。

この記事を書いた人

小野晴花

(保健師、看護師、健康経営エキスパートアドバイザー、FP2級) 現役の産業保健師として働く人の心と体の健康管理、健康経営を推進する傍ら、ライターとして活動中→https://hokenshifpwriter.edire.co/