コラム

医学部志望の軸とは(なぜ医者になりたいか)

医学部を志す皆さんは、余程の天才肌でない限り、人一倍勉学に時間を割かなければなりません。他の学部と比較すると、難易度がかなり高く、合格を勝ち取るには相当な努力が必要です。寝る間も惜しんで、趣味や遊びに興じる間もなく、勉強に勤しむことが通例です。

ただ、いくら学習を重ねても、試験に受かるかどうかは確約されていないため、心理的にも非常に辛い日々が続きます。継続は力なり、といいますが、どうやってモチベーションをキープし、最後まで走り抜くか、精神的なフォローは受験生にとって重要です。

処方箋としては、初心に返ることをお勧めします。そもそも皆さんはなぜ、医学部を志望するのでしょうか。わかり切っている、答えは医者になりたいから、という回答が予想されますが、ではどうして医者を目指すのでしょうか。

例えば、周囲の人に健康で幸せな人生を歩んでもらいたい、難病の子どもたちを救うための技術を身に付けたい、といった理想を持っているとします。大変立派な心掛けであり、受験勉強は、すべてその目標に繋がっていることを思い出してはいかがでしょうか。

いや、自分は高収入が得られる職業に就きたい、と考える方もいらっしゃるかもしれません。それはそれで、芯がある考えといえるでしょう。いずれにしても、自分の中で確固たる軸を設定することが大切であり、軸さえぶれなければ、受験でも揺れることはありません。

努力しても成績が上がらず、結果がついて来ない時もあるでしょう。もうすべてを投げ出してしまいたい、と自暴自棄になることもあるやもしれません。そんな時はぜひ、どうして医学部を受験するのか、なぜ医者になりたいか、立ち返ってみてくださいね。

・受験を乗り切るためには軸が必要
 - 医学部への入学は、医者となっていくための手段と認識する。
 - 医学部卒業後の自身の姿を想像し、将来の自分を思い浮かべてみる。
 - 初心に返り自問自答し、なぜ医者になるのか、確固たる軸を設定する。

この記事を書いた人

ryo0916

誰が読んでもわかりやすい文章作成を目指すライター ライティングで皆様のお役に立つべくココナラにて活動中 https://coconala.com/users/2410158