履歴書アンケート

【No.132】20代 女性 言語聴覚士

履歴書

名前

ちひろ

居住地域

埼玉県

性別

女性

年齢

25歳

年収

300~400万円

現在の職業・役職

言語聴覚士(正社員・一般職)

学歴

23歳 国際医療福祉大学卒業

職歴

23歳~ 病院

免許・資格

言語聴覚士免許

趣味・特技

ヨガ、刺繍、書道、登山

10個の質問

1. 仕事内容

主に神経変性疾患を罹患し、人工呼吸器の装着が余儀なくされた長期臥床状態の患者様に対して言語聴覚療法を行っています。

2. きっかけ・理由

ALSという神経変性疾患をもつ患者様が6割いる病院で、専門的に極めてコミュニケーション支援(透明文字盤、伝の心など)に携わりたかったからです。

3. 幼少期になりたかった職業

産婦人科医になりたかったです。ドキュメンタリー番組でお産の映像を見て感動したからです。

4. 影響を受けた人・尊敬する人

同じ担当階の医師です。正直な話、医者って上から目線で話してくる人、または、挨拶も無視する人が多いですが、医療従事者それぞれの職種を尊敬し意見をまとめようとしてくれます。いくら立場が上になったとしても、経験を積んだとしても、やるべき立場のことはやって、態度は変わらずって素敵で自分も経験を積んだらこんな医療従事者になりたいなと思いました。

5. 仕事で楽しかった時

患者様と話している時が一番楽しいです。様々な価値観をお持ちの患者様がいて、自分と常識がずば抜けて違う意見や訴えがあると逆に面白いし楽しいし、それを解決すること自体が楽しいです。

6. 仕事で辛かった時

患者様は全員長期臥床状態なので自分の心身を患者様の体勢に全て合わせなければならないので、首コリ、肩こり、腰痛は本当にひどいです。また、他部署とのコミュニケーションはなかなか「お互い譲らず」問題が発生する時があるので、そんな時に理不尽に自分のせいにされるとつらくなる時があります。

7. 困難を乗り越えたこと

体の負担については、職場においてあるホットパックを昼休みに使用したり、リラクゼーションサロンに定期的にいったりしています。他部署との連携については、同期や同じリハビリテーション科内で共有するようにしています。

8. やりがい

コミュニケーションが取れない(ほぼ脳死状態)と患者様が前病院から送られてきて、医師や看護師、その他PTが介入していても、コミュニケーション不可と判断されていたにも関わらず、STが介入し始めたらコミュニケーションが取れることがわかり、ご本人、ご家族ともに泣いて喜んでくれて、尊敬する医師にも「映画のようなことが起こりました。あなたはこの病院に居なくてはならない人材です。」と言っていただけたことです。

9. 今後チャレンジしたいこと

口腔ケアの資格を取ることです。日常的に口腔ケアを要する患者様と接する機会が多いので専門的に学び実践し、資格として得て、部署内でも共有し、ST部門を高めたいです。

10. 就活生や転職者へ一言

忍耐力のある人が向いていると思います。具体的には、相手のコミュニケーションに合わせることができる人です。ペースを合わせたり、コミュニケーションが円滑化するよう道具を自作したりして患者様のコミュニケーション障害を時間をかけて理解できる人です。