1. 仕事内容

訪問看護師

2. きっかけ・理由

病院経験を５年積み、６年目に差し掛かった時、ちょうど、４０歳になる歳であったため自分の今後について考えた際に、病棟以外の景色が見たくなりました。在宅医療については以前から気になっていたため、心機一転、訪問看護の世界に飛び込むことにしました。訪問看護をするならば、管理者の仕事を学ぶことができる職場がいいと思い現在の職場に就職いたしました。

3. 幼少期になりたかった職業

なりたかった職業は特になく、「母親」になりたいと思っていました。

4. 影響を受けた人・尊敬する人

病棟で、どんなに忙しくても患者の身の回りを綺麗に整えていた先輩。忙しい病棟では当然のことが出来ていないことも多かったので見習おうと思いました。訪問看護に就職してみると、スタッフみんながそれを統一して行えていることもすごいと思いました。当たりのことを「当たり前に」そして「それ以上に」できる看護師は素晴らしいと思います。

5. 仕事で楽しかった時

利用者さんに自分を覚えていただいて、「安心した」と言ってもらえたときは素直にうれしく思えますし、頑張ろうと思います。

6. 仕事で辛かった時

私自身、自分に自信がなく、覚えの遅いほうの人間なので、仕事を覚えるのに人一倍頑張らなくてはいけないと思っています。それでもやはりミスばかりしてしまったときは本当に辛いです。

7. 困難を乗り越えたこと

考えても仕方ない！もう同じミスはしない！済んだことは仕方ない！誰でもミスはするもの！と思うようにし、寝ます。

8. やりがい

病院とは違い、看護師の人数も少ないですが、その分、密に情報共有ができるし、その中で利用者にとってよりよい支援が見つかり、提供ができ、利用者・ご家族が喜んでいただけたときはチームで喜びを分かち合えるのでやりがいを感じます。

9. 今後チャレンジしたいこと

今までは急性期の病棟で働いていたので、ターミナルの患者様でも満足したケアを行うことができませんでしたが、在宅医療に従事することでターミナルの利用者のケアについてもっと理解や学びを深めたいと思っています。

10. 就活生や転職者へ一言

観光業界、医療福祉に従事してきましたが、どちらの仕事にも共通していえるのは「人とのかかわりで“喜び”、“生きがい”を与える」業種だと思います。私自身、人と関わるのが好きなほうですが、特にコミュニケーション能力が必要となる仕事と思います。対人間という仕事は十人十色でとても難しいですが、だからこそ、評価され、自分という人間を客観視することもできます。自分の中の嫌いな一面もそれを長所だと捉えてもらえた時に自分自身を価値のある人間と見出すこともできるのです。