コラム

理学療法士の仕事内容

理学療法士とは、日常生活において歩く、座る、立つなどの行動を行えるよう訓練するお仕事です。
脳梗塞や骨折などで日常生活動作が困難になった患者の機能回復に努めます。
退院後に自宅などで日常生活が行えるように訓練を行います。

理学療法士と作業療法士との違い

理学療法士が体の大きな動きをする際に使う筋肉や骨のリハビリテーションを行うのに対し、作業療法士は、より繊細で応用的な日常生活で動作のリハビリテーションを行います。
両者とも病院などではリハビリテーションチームの一員となります。

リハビリスタッフについて

病院のリハビリ室は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士で構成されていることが多いです。
英語表記した際のそれぞれの頭文字を取り理学療法士はPT、作業療法士はOT、言語聴覚士はSTと呼ばれることが多いです。

理学療法士の仕事内容

医師、患者さんやそのご家族から情報を集め今その患者さんにはどのような訓練が必要かを考えて訓練計画を立てます。
実際に患者さんの自宅などにも伺って日常生活に必要な訓練を考えることもあります。
また、患者さんごとに目標を決めて定期的に評価をします。
リハビリ指示書は医師が作成します。

理学療法士の男女比

理学療法士の男女比は男性6割、女性4割と男性の方がやや多い割合となっています。
一昔前までは9割ほど男性でしたが情勢も活躍している職業といえるでしょう。
資格があると女性も産休や育休後に復職しやすいですね。

理学療法士の働き場所

働き場所は病院、クリニック、介護施設、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション、スポーツトレーナーなどが多いです。
現在理学療法士は飽和状態になってきており資格を取得しても自分の希望する病院では働けないということもあります。

国家資格の合格率

理学療法士は国家資格であり合格率は80%程です。
この合格率は作業療法士とほぼ同じです。

理学療法士に向いてる人

理学療法士に向いている人はコミュニケーションを取ることが好きな人、自分も身体を動かすことが好きな人、疾患と向き合い勉学に励むことのできる人です。

皆さんどうでしたか?
今回は理学療法士のお仕事についてお伝えしました。理学療法士はここ数年でかなり人気の高まっている職業です。是非参考になればと思います。

この記事を書いた人

かんちゃん

性別:男性 経歴:看護師歴11年目、2011年看護専門学校卒業、2019年独立行政法人大学改革支援・学位授与機構にて学士(看護学)取得 趣味:野球、ブログ、SNS投稿