コラム

医学部受験の学習計画はどう立てるか

医学部に入学するためには、当然のことながら試験に合格しなければなりません。しかし、難易度がかなり高いことは既知の事実です。医者という職業に膨大な知識が必要であることもありますが、やりがいや人命を守るという使命に、魅力が大きいことも人気の一つでしょう。

難しい入学試験に挑むからには、相応の準備を要しますが、かといって闇雲に、無計画に手を動かしていても効率は上がりません。成果がゼロとはいえませんが、非効率も過ぎると、時間が足りなくなってしまいます。受験に挑むにあたり、学習計画はどう立てるべきでしょうか。

基本的に、計画は逆引きで作成するのが通例です。まずは合格の基準がどこにあるのか、それに対して自分がどこに位置しているのか、把握することが重要となります。模試などでシミュレーションして、合格という目標との差異を認識する、いわゆるギャップ分析を行います。

続いてそのギャップを埋めるための、課題と解決策を並べてみます。例えば英語の長文が苦手で点数が取れない、ということであれば、習熟の問題、慣れの期間を要すると考えられるため、ひたすら過去問を解く、数をこなす、といった具合です。

続いてスケジュールです。長期、中期、短期のような形で、期間を区切って大枠から決めていくのがよいでしょう。事例としては学期、月間、週間、という日程です。夏休みまではこれを終わらせよう、そのためには4月にはこれをやろう、という感じです。

計画したスケジュールは、可視化するために目につくところに貼り出しておきましょう。また、各期間の目標は、点数や合格率、SやAといった判定など、定量的で理解しやすい指標にするのがおススメです。

難関の医学部に合格するためには、他人よりも多くの努力が必要ですが、頑張った時間を成果に繋げるためにも、学習計画は最初にきっちり作成しておきましょう。急がば回れ、結果的に良い結果が得られると思われますので、ぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いた人

ryo0916

誰が読んでもわかりやすい文章作成を目指すライター ライティングで皆様のお役に立つべくココナラにて活動中 https://coconala.com/users/2410158