コラム

悔いのない夏休みを過ごすための心構え

学生さんの特権の一つに、長期休暇があります。中でも夏休みは、高校生であれば一カ月半ほどと、かなり長い期間、学校に行くことが求められません。社会人となって、それこそお医者さんになれば、職を離れるまで得ることのできない、貴重な時間でもあります。

医学部合格を目指す受験生の皆さんにとっては、夏休みなんてあってないようなもの、自己管理が求められるし、かえって大変なだけ、と思われるかもしれません。毎日毎日机に向かうだけなので、いつもと変わらない日々だ、と考える人もいるでしょう。

しかし、あまりに根を詰めて勉強を続けていても息苦しいだけですし、酷暑の中、集中力を継続するのも難儀なことです。せっかくの長期のお休み、普段とは違う視点を持つことぐらい、受験の神様も許してくれると思います。

例えば、この日だけは友人と思いっきり遊ぶ、というスケジュールを組んでみるのはいかがでしょう。朝から晩まで、とにかく楽しむことに注力して、カラオケやボーリング、ゲームセンターで時を過ごしてみるのも悪くはありません。

また、一人で過ごすほうが性に合っている、という方には読書がお勧めです。あえて医学とはまったく関係のない、エンターテインメント全振りの小説を一気読みする、など、大きな気分転換になりますし、普段の学習にはない効果を得られるかもしれません。

もちろん、自分で決めたことであれば、引き続き勉強まっしぐら、でもかまいません。夏休みは、学習の遅れを取り戻すには最適な期間であり、もしくは他社の追随を許さないぐらいの学力をつけることができる時でもあります。自身の状況に鑑み、信じるところを進みましょう。

いずれにせよ、大切なのはメリハリと、意志をもって行動を起こすことです。中途半端が一番よくないことであり、特殊な環境をどう過ごすか、休みに入る前にしっかりと心構えをしておきましょう。結果として、悔いのない夏休みを過ごせるに違いありません。

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ryo0916

誰が読んでもわかりやすい文章作成を目指すライター ライティングで皆様のお役に立つべくココナラにて活動中 https://coconala.com/users/2410158