①国公立大学の学費概要

まず、国公立大学の医学部における学費を確認しておきましょう。すでに周知の事実ですが、私立大学よりかなり格安になっており、６年間の在学期間中、総額で凡そ３５０万円となっています。

国立大学は、国が標準額を設定していることもあり、学校間での差はあまりありません。また、公立も国立の学費に準拠した額を設定しているため、結果として国公立全体で同程度の金額となっています。いずれにしてもお財布に優しく、費用面ではかなり優位です。

②私立大学の学費概要

次に、私立大学を見ていきましょう。こちらもすでにご存知の方も多いかと思われますが、国公立と比較しかなり高額であり、また特徴として、学校間によって大きな差異があることが挙げられます。

額としては、在学期間６年で２，０００万円から４，０００万円となっています。もちろん、一口に高いといっても、授業や設備の充実度といった得られるものも異なるので、一概に対費用効果を計ることはできません。

③私立大学の学費順位

最後に、私立大学医学部において、具体的な学校名を明示しつつ、学費（概算）が安い順、高い順に、各三校をご紹介します。いずれにしても、大きな金額が生じますので、保護者の方とよく相談し、奨学金なども視野に入れながら準備を進めていきましょう。

学費が安い３校

１位「国際医療福祉大学」　6年間総額【19,190,000円】　初年度納入金【4,615,000円】
２位「順天堂大学」　6年間総額【20,800,000円】　初年度納入金【2,900,000円】
３位「日本医科大学」　6年間総額【22,000,000円】　初年度納入金【4,500,000円】

学費が高い３校

１位「川崎医科大学」　6年間総額【47,365,000円】　初年度納入金【12,215,000円】
２位「東京女子医科大学」　６年間総額【46,214,000円】　初年度納入金【11,449,000円】
３位「金沢医科大学」　6年間総額【40,443,000円】　初年度納入金【11,943,000円】