まず、秋は、夏に浴びた紫外線からできたメラニンが、シミやそばかすとして現れやすくなります。他にも紫外線のダメージが残っていると、肌が乾燥しやすくなったり、荒れやすくなったりします。また、花粉で肌バリア機能が下がったり、乾燥で肌荒れが起きやすい時期でもあります。

　では、どういったケアをしたら良いのでしょうか？

　まず、シミ、そばかす対策には美白化粧品がおすすめです。秋はシミ、そばかすが現れやすくなるだけでなく、気温が下がるとターンオーバーが乱れて肌がくすみやすくなります。そんな時には、透明感を引き出してくれる美白化粧品を使用してみると良いでしょう。特に、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸が配合された医薬部外品がおすすめです。医薬部外品は厚生労働省から効果を承認されているので、商品選びに迷ったら医薬部外品から選んでみると良いですね。ビタミンC誘導体はメラニンの還元を促す効果があり、シミを薄くしてくれる効果があります。特に、朝に使用するのがおすすめです。そして、トラネキサム酸はメラニンの生成を防いでくれる上に、抗炎症作用もあるため、肌荒れ・お肌の赤みなどを改善してくれる効果もあります。

　次に、大切なケアは保湿です。保湿をすることで、気温の変化や花粉の影響でバリア機能が下がっている肌の奥に潤いを与え、柔らかい肌に整えてくれます。特におすすめなのが、保湿クリームです。ベタベタするから好きじゃないという方もいるかもしれませんが、クリームは肌の表面を覆い、水分が蒸発するのを防いでくれます。

　しっかりケアをして、夏のお疲れ肌を労ってあげましょうね！