コラム

臨床工学技士の仕事内容

臨床工学技士って何やってるの?と聞かれてすぐに応えれる人は少ないのではないでしょうか?
ドラマやアニメでも医師や看護師ものは多いですが臨床工学技士をテーマにしたものはなかなか見ないですよね。最近では薬剤師や放射線技師をテーマにしたドラマが放送されていたりとだんだん医療関係のお仕事が認知されてきてはいますがまだまだ謎多き臨床工学技士、今回はそんな臨床工学技士のお仕事内容についてご紹介していきます。

臨床工学技士になるには

臨床工学技士になるためには4年制大学または専門学校に通い国家試験の受験資格を得た後に国家試験に合格する必要があります。
国家試験の合格率は約80%です。

臨床工学技士のお仕事

臨床工学技士は主に医療機器の点検、管理がメインのお仕事です。勤務場所は病院のICUやオペ室や透析施設が多いです。
ICUやオペ室では呼吸器やエクモ(人工心肺)の管理だったり透析室では透析機器の管理や透析に必要な透析液の作成等が主な仕事になってきます。
ちなみに透析室ではシャントという患者さんの血管に針を刺す事もあります。
また、病院で使う輸液ポンプ等の管理も行います。
意外と知られていませんが臨床工学技士は気管吸引も認められている資格なのです。
その他にも医療機器のメーカーに勤めて営業のお仕事をされる臨床工学技士もいます。
ちなみに機械関係に強い臨床工学技士は女性看護師が苦手なパソコンやプリンター等の操作や修理を任されたり色々頼りにされる事もあります。

男女比

臨床工学技士は機械関係のお仕事で一見男性が多い職業と思われがちですが男女比は3:1と意外と女性の方も多い職種なのです!

みなさんどうでしたか?今回はあまり知られていない臨床工学工学技士のお仕事について紹介してきました。
医療関係のお仕事にはさまざまな職種があります。
これからもいろいろな職種について紹介していきたいと思っています。

この記事を書いた人

かんちゃん

性別:男性 経歴:看護師歴11年目、2011年看護専門学校卒業、2019年独立行政法人大学改革支援・学位授与機構にて学士(看護学)取得 趣味:野球、ブログ、SNS投稿