コラム

女性医療職のワークライフバランスとキャリア形成のポイント

こんにちは!
近年、ワークライフバランスという言葉を聞く機会が多くなっており、読者の皆様の中でもホットワードになっているのではないでしょうか?

ワークライフバランスとは、その名の通り、仕事と生活の調和を表します。
厚生労働省も、長時間労働や有給休暇の取得率の向上、テレワークの推進などを掲げ、ワークライフバランスを確保できるように施策を打ち出しています。

ですが、このコラムを読む読者の多くは医療従事者です。「テレワークなんてできない!」「人手不足なのに残業しないとか無理!」と思われる方もいるのでは?
本コラムでは、医療従事者の中でも特にワークライフバランスに悩みを抱えやすい女性医療従事者に特化して、キャリア形成のポイントを整理したいと思います。

1.優先順位を決める
ワークライフバランスを考える上で、まず大切になることは自身の優先順位を決めることです。たとえば、やりたい仕事、年収、休日、職場の立地、人間関係など、仕事を取り巻く環境は様々です。自分の中で譲れない軸や優先順位をつけておくと、迷わなくて済みます。

2.節目節目で自分のキャリアを振り返る
女性は特に、結婚や妊娠、出産でキャリアを見直す機会が多いはずです。一度決めた目標に絶対に従わなければいけないわけではありません。節目では過去の自分と今の自分、これからの自分の在り方を考えて自身のキャリアを考える癖をつけることをおすすめします。

3.正解は無いことを忘れない
自分で決めたことに対して「ああしておけばよかった」と考えてしまうのが人間の性かもしれません。ですが、職探しは物件しとも言われます。引っ越し先を考えた時、おそらく自分の理想が全て叶うような物件に巡り会える事は珍しく、どこかは理想と違いつつも落とし所を見つけるかと思います。キャリア形成も同じです。どんな道を選んだとしても、正解にしていくという気持ちが大切です。

いかがですか?
少しでもキャリアに迷う方の背中を押せれば嬉しいです。同居している家族やパートナーがいる方は、コミュニケーションをとって決めることもおすすめですよ。

この記事を書いた人

小野晴花

(保健師、看護師、健康経営エキスパートアドバイザー、FP2級) 現役の産業保健師として働く人の心と体の健康管理、健康経営を推進する傍ら、ライターとして活動中→https://hokenshifpwriter.edire.co/