1.専門科目の変更
日常的な手術の多さ、業務量に忙殺されていたある医療者は、職を変えることを検討していました。年収など環境面に目が行きがちでしたが、ふと初心に返り、「オペ自体がしたいわけではない、自身のスキルを活かしたい」という、当初意志を志した時の思いが蘇りました。
結果的に、自ら蓄積してきた技術を活用し、数は少なくても質の高い医療を提供できる分野にて従事する決心をし、専門科目を変更しました。何のために働くか、自分のやりたいことは何だったのか、時には振り返ることも必要であるという証左です。
2.ダブルライセンス
とある看護師は、現職の領域にて提供できる医療に限界を感じていました。そこで現有の看護師資格を活用し、保健師の国家試験に挑むことにしました。努力の甲斐あって見事合格、一般の企業や行政機関で勤務し、従業員の健康管理を行える職業は、自身の幅を広げることに繋がりました。
自分で努力して得た資格を踏まえ、更にステップアップしていくために新たな資格を取得する好例ですね。受験に備え準備し勉強するというきっかけが、キャリアを再考する一つになったことも、皆さんの参考になるかもしれません。